お盆がようやくおわりました。
田舎のお盆とはまさにヨメの試練です。
その力量が試されます。
お盆って
よくいえば、古きよき因習でご先祖様を守り続ける日本古来の精神なのですが、
悪く言えば、家制度に固執して生きた人間を束縛する封建的な社会の象徴。
でもあります。
例に漏れず、
お盆の入り(13日)から送り盆(15日)まで
連日キッチリ親戚来週のスケジュールが組まれており、
恐ろしいまでの準備と段取りが必要になっています。
毎年のことなのでいい加減なれてきてはいるのですが、
一番の問題はお姑様!!!
事前に
御茶請けや食事の内容など、細かく打ち合わせて
全部用意して私の中でシミュレーションをしているのに
あっという間にそれを突き崩すのが
何をかくそう、お姑様なのです。
たとえば。。。。。
打ち合わせた食事内容のメニューと違うメニューを来賓に勧めてみたり、
洗ってセットしておいたティーセットと違う陶器をを出してみたり、
おいおいおいおいおいおいおいおい!!!!!!!
と叫びたくなるような暴挙にでたりするのです。
たとえば、このような感じです。
初日はお舅様のお姉さん夫婦が3組+その子供達がいらっしゃいました。
ウチの人間を入れると総勢14人です。
お昼にいらっしゃるというので
チラシ寿司とお吸い物と酢の物と天ぷらを用意することになっていて
完璧に用意しておきました。完璧に、です。
が!!!!
それなのにいきなりお姑様、皆様お集まりの食卓で
「手巻き寿司のほうがいいかなぁ。その方がええじゃろ。なぁ。ええじゃろ。」
と、暴言を放ちます。
はああああぁぁぁぁぁぁ?!?!?!?!?!?!?
誰が用意するんですかねええええぇぇぇぇぇぇ?!?!?!
手巻き寿司って全然内容違いますよねえええぇぇぇぇl?!?!?!?!
しかも14人分ですけどおわかりですかねええええぇぇぇぇぇ?!?!?!
私の反応も全く無視で
しぶしぶ手巻き寿司の用意をしました。
お客様もドン引きです。
皆さん同情してくださいました。
そして、
怒涛の食事終了後、フィナンシェと紅茶を出す予定だったので
早速用意を始めようとしたら、
「そうじゃ。メロンがあったんじゃ。メロン切ったらええが。」
、、、、、、はい?
打ち合わせまるっきり無視ですか?
無視ですか?
打ち合わせる必要ない、、ですよね?
ご自分で切られたらよろしいですよね?
ね?
と思いつつ、メロンを用意。
14人分のフルーツ皿を蔵から出すところから始める始末です。
2~3人の来賓だったらそれでもなんとか出来ますが、
10人単位でくる親戚に対して
いきなりその変更は自殺行為なのですよ。
悪意と自覚のない爆弾発言にぶち切れながら
3日間やっとお盆が終わりました。
明けに、大喧嘩したのはいうまでもありません!
これだから田舎に嫁はこないんだ!!!!
わかってんのかぁあああああ!!!!!